着やせがむずかしい季節になってきました。

体重を気にしている方は、清涼飲料水を選ぶときに「カロリーゼロ」に手が伸びやすくなるのではないでしょうか?

カロリーゼロのドリンクには、「人口甘味料」が使われています。人口甘味料は、砂糖とちがい本当にカロリーがありません。

そのため、砂糖を使わずに人口甘味料を使用しているドリンクならば、カロリーゼロも可能です。

 

ただし、ここで油断してはいけません。

ある大規模な実験が行なわれました。

 

①「人口甘味料のドリンクを飲むグループ」

②「通常の砂糖のドリンクを飲むグループ」

 

に分けて、数年後にどちらのグループがカロリーを多く摂取しているのかを比較したのです。

当然、②の「砂糖のドリンクを飲むグループ」の方が摂取カロリーは多いと思われたのですが…。

 

 

…結果は逆でした。

なんと、①の「人口甘味料のドリンクを飲むグループ」の方が、最終的に摂取したカロリーが多くなっていたのです。

 

なぜこうなったのでしょうか?

理由は難しいのですが、どうやら「甘いのにカロリー0で、血糖値を上げない」という人口甘味料の“長所”が、人間のカロリー吸収作用に“悪影響”を与えてしまい、それ以外の飲食物のカロリーの吸収率を増やしてしまったようなのです。

あるいは、カロリーゼロを飲んでいることで“油断”が生じ、他の食べ物を余計に食べて、カロリー摂取量が増えていた可能性もあります。

 

カロリーを摂り過ぎれば、とうぜん肥満になります。

カロリーゼロのドリンクを飲んでいても、最終的に摂取カロリーが過剰になっては意味がありません。

 

 

要するに、「カロリーゼロ」だからと言って、油断してはいけないということなんですね。

太ると、体内に“悪玉アディポカイン”という物質が増え、サビつきの原因となりそのぶん老化のスピードが速まります。気を付けましょう。

 

 

【澤田彰史 プロフィール】

東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医・日本形成外科学会専門医、 NPO法人日本サプリメント評議会評議員。

医師の業務を傍ら、日テレ「世界一受けたい授業!」「ヒルナンデス!」「有吉ゼミ」、NHK-BSプレミアム「女神☆ヴィジュアル」、TBS「白熱ライブ ビビット」「サタデープラス」「ゴゴスマ」「駆け込みドクター」、フジテレビ「バイキング」、テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」「モーニングバード」などのテレビ出演のほか、「美ST」「日経ウーマン」「日経ヘルス」「サライ」「週刊女性」「女性セブン」「夕刊フジ」「日刊ゲンダイ」「からだにいいこと」「夢21」「わかさ」「レタスクラブ」「ホットペッパー」「ポコチェ」などの雑誌のアンチエイジングの記事でも活躍。

フジテレビ「ネプリーグ」や、テレビ朝日「Qさま!」ではクイズの回答者としても出演。

 

ほうれい線_カバーラフ2

著書『ほうれい線は消せる!』(PHP研究所)

 

 

 


The following two tabs change content below.
澤田 彰史

澤田 彰史

著書『ほうれい線は消せる!』(PHP研究所)https://www.php.co.jp/books/ detail.php?isbn=978-4-569- 81899-3
東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医、 日本形成外科学会専門医、 NPO法人日本サプリメント評議会評議員。 東京警察病院以外にもさまざまな医療機関にて、 美容から寝たきり老人の訪問診療まで幅広く医療に従事。NTV『 世界一受けたい授業』等、テレビ出演多数。
 
関連記事

美容天気TV

BLOOMBOX