見た目の老化スピードは、その人が浴びた紫外線の量で7割がた決まってしまいます。
ところで、紫外線にはUVAとUVBの二種類がありますが、どうちがうのでしょうか?
波長が長いのがUVAで、波長が短いのがUVBです。UVBのほうが皮膚に対する有害作用が強く、しみや皮膚がんの原因となります。
UVBをどれくらいカットできるかを表す数字が“SPF”で、UVAをどれくらいカットできるかを表す数字が“SPA+”などと表示されるのですが、SPFのほうが注目されるのはこのためです。
では、UVAは気にしなくて良いのかというと、そんなことはありません。
地球に降り注ぐ紫外線量としては、UVAはUVBの30倍ほどになります。また、UVBはガラスや雲でカットされますが、UVAは窓ガラスや雲も貫通します。そして、皮膚の奥までつきささり、コラーゲンを破壊してしわの原因となります。また、皮膚の中に“活性酸素”を増やし、老化を進行させてしまいます。
結局のところ、UVAもUVBも同じくらい有害ということなのです。また、曇りの日でも快晴の日の60%の紫外線が降り注いできています。
紫外線によるダメージ = 紫外線量 × 浴びた時間
でほぼ決まります。
夏でも冬でも、快晴でも曇りでも、365日紫外線ケアは必要なのです。
紫外線ケアにはやはり日焼け止めですが、汗で流れ落ちてしまうこと忘れずに!
長時間外にいる場合は、SPF50の強いものを塗って安心するのではなく、SPF20~30くらいのもので良いので2~3時間おきに塗り直すことが大切です。
では、うっかり紫外線を浴びてしまったらダメージはもう回復できないのでしょうか?
紫外線のダメージを修復してくれるのが、ドクターズコスメなどに含まれる『ビタミンC誘導体』です。
以前は、ビタミンC誘導体入りのドクターズコスメは美容クリニックでしか購入できず、値段も高価でしたが最近はネットでも買えるようになり、値段も少し手頃になってきました。
僕が顧問をしているARGON社の『Pro-VCローション』と『Pro-ACEクリーム』は、高級ドクターズコスメと同様の『ビタミンC誘導体』が入っていて、しかもセラミドやホホバ油などの植物油も含んでいて、比較的リーズナブルな価格になっています。
同社の『Pro-PEELソープ』も50回ピーリングができて、3990円と割安です。
激安とまでは言えませんが、なるべく自宅で手軽にアンチエイジングしたいというコスパ重視の方におすすめです。
僕自身も、この3つでアンチエイジングを続けています。
(※ARGON社のHP:http://www.argon.jpからネット直販価格にてご購入できます。)
そのおかげか、某テレビ番組に出演した際に肌年齢を調べたところ、「-11歳」という結果でした。
【澤田彰史 プロフィール】
東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医・日本形成外科学会専門医、 NPO法人日本サプリメント評議会評議員。
医師の業務を傍ら、日テレ「世界一受けたい授業!」「ヒルナンデス!」「有吉ゼミ」、NHK-BSプレミアム「女神☆ヴィジュアル」、TBS「白熱ライブ ビビット」「サタデープラス」「ゴゴスマ」「駆け込みドクター」、フジテレビ「バイキング」、テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」「モーニングバード」などのテレビ出演のほか、「美ST」「日経ウーマン」「日経ヘルス」「サライ」「週刊女性」「女性セブン」「夕刊フジ」「日刊ゲンダイ」「からだにいいこと」「夢21」「わかさ」「レタスクラブ」「ホットペッパー」「ポコチェ」などの雑誌のアンチエイジングの記事でも活躍。
フジテレビ「ネプリーグ」や、テレビ朝日「Qさま!」ではクイズの回答者としても出演。
肌年齢測定装置「ロボスキンアナライザー」では、シミの量が“実年齢-11歳”という診断結果が出た。