ふだんは気分が良いのに、月に一回くらい原因もなくイライラしたり憂うつになる…そんな経験はありませんか?

あるいは、“ふだんは穏やかなのに、月に一回くらい別人のように短気になる女性”が身の周りにいませんか?
今までこういった症状は、「生理前だからしかたがない。」とあきらめられていたのですが、最近これが女性ホルモンと関係していることがわかってきました。

生理前の「頭痛・胸の痛み・ニキビ」といった“からだの症状”と、こういう「イライラ・憂うつ・無気力」といった“こころの症状”を合わせて、『月経前症候群 Pre-Menstrual Syndrome(PMS)』と呼びます。

50~80%の女性がPMSを経験すると言われています。

しかし、PMSの自覚はおろか、PMSそのものを知らない人もまだまだ多いのです。

PMSがひどいと、仕事や勉強が手につかなくなったり、人間関係に悪影響を及ぼしたりします。

まして、男性は女性の生理はわかりませんから、PMSが原因で別れるカップルも多いようです。

月経の前後で、女性ホルモンの分泌量が大きく変動することがPMSの原因です。

そのため、PMSはどんな女性にも起きうるのですが、「超低用量ピル」でホルモンバランスを安定させ

ると、PMSの症状をやわらげられることがわかっています。
“ピルを飲むと太る”などといった都市伝説がありますね。

これは、ピルを飲みはじめたときに一時的にむくむことがあるためです。

超低用量ピルは基本的にきわめて安全性の高い薬です。

「イライラするのは生理前だから仕方ない…。」とあきらめずに、「もしかしてPMSかも?」と思った

ら婦人科を一度受診してみてください。

保険が利く場合もありますので、必ず保険証を持っていきましょう。

超低用量ピルによって、生理前のニキビも改善できます。

ニキビがながびくと、シミになり、ますますストレスになってしまいます。

PMSに関する正しい知識を持っているかいないかで、肌も変わってしまいます。

アンチエイジングと同じですね。

 

【澤田彰史 プロフィール】

東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医・日本形成外科学会専門医、 NPO法人日本サプリメント評議会評議員。

医師の業務を傍ら、NHK「ひるまえほっと」、日テレ「世界一受けたい授業!」「ヒルナンデス!」「有吉ゼミ」「スポーツジャングル」、NHK-BSプレミアム「女神☆ヴィジュアル」、TBS「駆け込みドクター」「白熱ライブ ビビット」「サタデープラス」「ゴゴスマ」、フジテレビ「バイキング」「ニッポンのぞき見太郎」、テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」「モーニングバード」、テレビ東京「なないろ日和!」「ソレダメ!」などのテレビ出演のほか、「美ST」「日経ウーマン」「日経ヘルス」「AERA」「サライ」「週刊女性」「女性セブン」「夕刊フジ」「日刊ゲンダイ」「からだにいいこと」「夢21」「わかさ」「レタスクラブ」「ホットペッパー」「ポコチェ」などの雑誌や、朝日新聞などのアンチエイジングの記事でも活躍。

フジテレビ「ネプリーグ」や、テレビ朝日「Qさま!」ではクイズの回答者としても出演。

独自の方法で-14kgのダイエットに成功したが、テレビ東京「大食い王選手権」では出場者の体調を見守る医師として出演し、“大食いなのにスリム”なフードファイター達を羨望の目で見ている。

また、肌年齢測定装置「ロボスキンアナライザー」では、シミの量が“実年齢-11歳”という診断結果が出た。

 

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著書『ほうれい線は消せる!』(PHP研究所)は台湾語版も出版されている。

 


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澤田 彰史

澤田 彰史

東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医、日本形成外科学会専門医、NPO法人日本サプリメント評議会評議員。 東京警察病院以外にもさまざまな医療機関にて、外科手術・レーザー治療から寝たきり老人の訪問診療まで幅広く医療に従事。
 
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