ある調査によると、現代女性の70%もの人が『自分は敏感肌である』と認識しているそうです。
…そもそも、『敏感肌』とはなんでしょうか?
実は、敏感肌という言葉は定義がありません。では、自分を敏感肌だと思っている方はどうして自分を敏感肌だと感じているのでしょうか?
アトピー肌、ニキビ肌の人や、紫外線ですぐに赤くなる肌の人もいれば、過去に化粧品でささいな肌トラブルを起こしたことがあるだけの人もみな「敏感肌だ」と思っているようです。
理由はどうあれ、共通した原因は実はほぼすべて“乾燥”です。
皮膚は『セラミド』と呼ばれる皮脂と水分が絶妙なバランスで組み合わさって、“バリヤー機能”を作っています。
乾燥して『セラミド』が減ってしまうと、水分を保つことができなくなり、バリヤー機能が低下します。すると、雑菌や黄砂・花粉などの外部刺激に対する抵抗力が弱くなります。
このように、抵抗力が弱まった状態を“敏感肌”と呼んでいるのです。
こうなると、通常なら使っても問題ないはずの化粧品の成分に対して赤みが出たりもします。
セラミドが生まれつき少ない肌質の究極がアトピーです。
また、セラミドが減って水分が減る代わりに、皮脂の分泌が過剰になる肌質の人が、ニキビ肌です。
どちらも共通した原因は、やはり“乾燥”です。
セラミドを外側から補うことが一番大切です。
また、皮膚に浸透してビタミンCに変身し、肌のサビつきを抑える『ビタミンC誘導体』も皮脂の分泌を抑え、乾燥を改善してくれます。
もう一つ有効なのが「ホホバ油」「オリーブ油」「アボカド油」などの『植物性オイル』です。
『セラミド』『ビタミンC誘導体』『植物性オイル』もきちんと含有したローションやクリームを使うことが敏感肌を改善する近道なのです。
こういったアイテムは以前まで美容クリニックなどでしか購入できず、値段も高かったのですが、最近はネットなどでも少し安く買えるようになってきました。
僕は、顧問先のARGON社の『Pro-VCローション』と『Pro-ACEクリーム』を使っています。級ドクターズコスメと同様の『ビタミンC誘導体』が入っていながら、通常よりもリーズナブルな価格になっています。
また、最近は家庭用ケミカルピーリング剤も気軽に買えるようになりました。
おすすめなのは、ARGON社の『Pro-PEELソープ』です。
激安とまでは言えませんが、なるべく自宅で手軽にアンチエイジングしたいというコスパ重視の方におすすめです。
50回ピーリングができて3990円のなので、コスパも十分です。
こういった毎日続けるものは、効果はもちろんのこと、コストパフォーマンスも非常に大切だと僕は思っています。
(※いずれもARGON社のHP:http://www.argon.jpからネット直販価格にてご購入できます。)
【澤田彰史 プロフィール】
東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医・日本形成外科学会専門医、 NPO法人日本サプリメント評議会評議員。
医師の業務を傍ら、NHK「ひるまえほっと」、日テレ「世界一受けたい授業!」「ヒルナンデス!」「有吉ゼミ」「スポーツジャングル」、TBS「駆け込みドクター」「白熱ライブ ビビット」「サタデープラス」「ゴゴスマ」、フジテレビ「バイキング」「ニッポンのぞき見太郎」、テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」「モーニングバード」、テレビ東京「なないろ日和!」「ソレダメ!」、NHK-BSプレミアム「女神☆ヴィジュアル」などのテレビ出演のほか、「美ST」「日経ウーマン」「日経ヘルス」「AERA」「サライ」「週刊女性」「女性セブン」「夕刊フジ」「日刊ゲンダイ」「からだにいいこと」「わかさ」「レタスクラブ」「ホットペッパー」などの雑誌や、朝日新聞などのアンチエイジングの記事でも活躍。
フジテレビ「ネプリーグ」や、テレビ朝日「Qさま!」ではクイズの回答者としても出演。
独自の方法で-14kgのダイエットに成功したが、テレビ東京「大食い王選手権」では出場者の体調を見守る医師として出演し、“大食いなのにスリム”なフードファイター達を羨望の目で見ている。
また、肌年齢測定装置「ロボスキンアナライザー」では、シミの量が“実年齢-11歳”という診断結果が出た。
著書『ほうれい線は消せる!』(PHP研究所)は台湾語版も出版されている。