女性が最もかかりやすいがんが乳がんであることは、多くの方が知るようになったことと思います。

しかし、「自分は関係ない。」「家族にがんの人はいないから大丈夫。」と思っていませんか?

日本人女性の実に16人に一人が乳がんにかかります。そして、一年に一万人以上の方が乳がんで亡くなっています。

乳がんは30代後半から増え始めます。そのため30歳を過ぎたら、年に一回の乳がん検診を受けたほうが良いのですが、日本人の受診率は20%程度と言われています。それに対して、欧米では70~80%の人が検診を受けています。

「重大な病気が見つかったらコワイ!」「マンモグラフィーは痛そう」「胸を見られるのがイヤだ」などといった理由で、病院に行かない人が多いようです。

…では、自己検診してみてはいかがでしょうか!?

方法はとてもカンタンです。

乳がんの初期症状は小さなシコリですから、月に一回、入浴時に胸全体を指の腹を使って、石けんですべりを良くして洗いながら胸にシコリができていないか、チェックすれば良いのです。

タイミングとしては、生理が終わって1週間後前後が良いでしょう。生理前だと、胸がはったり痛みがあったりして正確に判断しづらいことがあるからです。

もしシコリが見つかっても、乳がんとは限りません。乳腺症、乳腺線種などであったりします。もしもシコリが見つかったら、乳腺外科を受診しましょう。怖がることはありません。

「シコリが乳がんではないことを確認して安心しよう。」という気で受診してください。

乳がんの初期はシコリ以外に症状がありません。

しかし、手遅れになると、乳がん手術で大切な乳房を失うことになったり、ともすれば命を落とすことになります。乳がんは何よりも早期発見・早期治療が大切なのです。

詳しく知りたい方は、僕が監修した本で『できる!乳がん自己検診ブック』(タイムクリエイティブ)という本がありますので、参考にしてみてください。ネットでも購入できます。

家族や友人、パートナーになんとなく言いにくいときでもプレゼントなどしてあげると良いと思います。

一人でも多くの方に乳がんの早期発見の大切さが広がることを願っています。

できる!乳がん自己検診ブック表紙

 

 

【澤田彰史 プロフィール】

東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医・日本形成外科学会専門医、 NPO法人日本サプリメント評議会評議員。

医師の業務を傍ら、日テレ「世界一受けたい授業!」「ヒルナンデス!」「有吉ゼミ」「スポーツジャングル」、NHK「ひるまえほっと」、NHK-BSプレミアム「女神☆ヴィジュアル」、TBS「駆け込みドクター」「白熱ライブ ビビット」「サタデープラス」「ゴゴスマ」、フジテレビ「バイキング」「ニッポンのぞきみ太郎」「その原因“X”にあり」、テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」「モーニングバード」、テレビ東京「なないろ日和」「ソレダメ!」などのテレビ出演のほか、「美ST」「日経ウーマン」「日経ヘルス」「サライ」「週刊女性」「女性セブン」「夕刊フジ」「日刊ゲンダイ」「からだにいいこと」「夢21」「わかさ」「レタスクラブ」「ホットペッパー」などの雑誌のアンチエイジングの記事でも活躍。

フジテレビ「ネプリーグ」や、テレビ朝日「Qさま!」ではクイズの回答者としても出演。

自身もアンチエイジングに取り組んでおり、肌年齢測定装置「ロボスキンアナライザー」では、シミの量が“実年齢-11歳”という診断結果が出た。


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澤田 彰史

澤田 彰史

東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医、日本形成外科学会専門医、NPO法人日本サプリメント評議会評議員。 東京警察病院以外にもさまざまな医療機関にて、外科手術・レーザー治療から寝たきり老人の訪問診療まで幅広く医療に従事。
 
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