和食には、大根おろしがついているものが多いですね。

焼き魚、シラス、天ぷら、から揚げ、揚げ出し豆腐などの揚げ物にもついてきますし、和風ハンバーグ、そば・うどん、鍋料理にも大根おろしがついてきます。

もちろん、単純に美味しいから大根おろしをかけるわけですが、それ以外にも理由はないのでしょうか?

実はあります。

 

①第一の理由は、胃腸にとてもやさしい点です。

大根おろしには、タンパク質や脂肪・炭水化物の消化を助ける「消化酵素」がたくさん入っているのです。

だから、お肉や魚といっしょに食べると、単品で食べるよりも胃腸の負担を軽減できるというわけです。

 

②第二の理由は、食物センイをたっぷり含んでいる点です。

食物センイは、コレステロールや糖質の吸収を下げます。

つまり、揚げ物やお肉など、脂肪分の高いものといっしょに食べれば、単品で食べるよりもコレステロールがあがりにくくなるのです。

ステーキや焼き肉、ハンバーグを食べるときには大根おろしをかけるといいでしょう。

また、糖質の吸収も阻害されるため、単品で炭水化物を食べるよりも大根おろしと一緒に食べた方が太りにくいのです

 

③第三の理由は、ビタミンCをたっぷり含んでいる点です。

体の老化の原因はからだのサビつきです。サビつきを防いでくれる物質を「抗酸化物質」と言いますが、その代表がビタミンCなのです。

お肉や魚料理には、とうぜんビタミンCはほとんどありません。

ビタミンCは野菜や果物からとらないといけないわけですが、タンパク質にくらべて、野菜は不足しがちです。

大根ももちろん野菜ですし、熱が通っていないのでビタミンCも壊れていません。

だから、大根おろしでビタミンCがたっぷり補えるのです。

ビタミンCは美肌に良いだけではなく、免疫力も上げてくれます。

 

こういった和食の伝統が、アンチエイジングにつながります。

和食が全世界から「究極の健康食」と賞賛されるゆえんです。

しかし、和食の中にはダイエットの敵である“糖質”が含まれているものも実は多くありますので、その点だけは注意しましょう。

 

アンチエイジングに関する知識の差が老化スピードの差になり、積み重なってやがて、同じ年齢でも“若く見える人”と“老けて見える人”の差になっていきます。

でも、「アンチエイジングしたいけど、どうしたらいいのかわからない!」という方も多いと思います。

アンチエイジングは決してむずかしいものではありません。

『ほうれい線は消せる!』(PHP研究所)

僕の著書『ほうれい線は消せる!』(PHP研究所)にはほうれい線対策エクササイズだけでなく、ダイエットも含めたアンチエイジングの基本についても初心者にもわかりやすく解説しています。

ご興味のある方は読んでみてください。

 

【澤田彰史 プロフィール】

東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医・日本形成外科学会専門医、 NPO法人日本サプリメント評議会評議員。

医師の業務を傍ら、日テレ「世界一受けたい授業!」「ヒルナンデス!」「有吉ゼミ」「スポーツジャングル」、NHK「ひるまえほっと」、NHK-BSプレミアム「女神☆ヴィジュアル」、TBS「駆け込みドクター」「白熱ライブ ビビット」「サタデープラス」「ゴゴスマ」、フジテレビ「バイキング」「ニッポンのぞきみ太郎」「その原因“X”にあり」、テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」「モーニングバード」、テレビ東京「なないろ日和」「ソレダメ!」などのテレビ出演のほか、「美ST」「日経ウーマン」「日経ヘルス」「サライ」「週刊女性」「女性セブン」「夕刊フジ」「日刊ゲンダイ」「からだにいいこと」「夢21」「わかさ」「レタスクラブ」「ホットペッパー」などの雑誌のアンチエイジングの記事でも活躍。

フジテレビ「ネプリーグ」や、テレビ朝日「Qさま!」ではクイズの回答者としても出演。

自身もアンチエイジングに取り組んでおり、肌年齢測定装置「ロボスキンアナライザー」では、シミの量が“実年齢-11歳”という診断結果が出た。


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澤田 彰史

澤田 彰史

東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医、日本形成外科学会専門医、NPO法人日本サプリメント評議会評議員。 東京警察病院以外にもさまざまな医療機関にて、外科手術・レーザー治療から寝たきり老人の訪問診療まで幅広く医療に従事。
 
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