現代人の就寝時間はどんどん遅くなり、睡眠時間も減っています。そのぶん夕食の時間も遅くなりがちですね。それが肥満につながり、メタボリックシンドロームを引き起こすと言われています。

夜型になるだけでメタボになりやすいとはイヤな話ですね。

 

そういう僕も以前は以前はメタボ状態でした。下の写真の左側は僕がその頃の写真で、右側ががんばってダイエットした後の写真です。

澤田彰史ビフォー&アフター

しかし、なぜ夜に食べると太るのでしょうか?

 

実は“食べるタイミング”と肥満が大きく関わっていることがわかってきました。タイミングというのは、食べる“時間帯”のことで、食べる“順番”とはちがいます。

これには、人間の体の中の“Bmal1(ビーマルワン)”という物質が関係しています。

Bmal1は脂肪を溜め込むように働くたんぱく質で、午後2~3時が体内での分泌量が最も少なく、夕方6時以降にぐんぐん増え始めて、夜に向かってどんどん増えていきます。

だから、“3時のおやつ”というのは、最もビーマルワンの分泌量が少ない時間帯ですから、太りにくいという意味では理にかなっているのです。

逆に、Bmal1の分泌量が多い夜に食べると、脂肪が溜め込まれ太りやすくなるのです。

 

「夜遅い時間に食べると太る」などと言われますが、それが裏付けされたことになります。

太ればそれだけ体内のサビつきも進行しますし、とうぜんメタボリックシンドロームにもなりやすくなり、がん・脳卒中・心筋梗塞になりやすいので寿命も短くなります。

「早起きは三文の得」「夜遅い時間に食べると太る」のふたつは、いずれもアンチエイジングの面では正しいということなんですね。

上の写真のとおり僕自身も以前は体重82kgのメタボ状態ですが、食事量を極限まで減らし少々過激なダイエットをした経験があります。

 

 

【澤田彰史 プロフィール】

東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医・日本形成外科学会専門医、 NPO法人日本サプリメント評議会評議員。

医師の業務を傍ら、NHK「ひるまえほっと」、日テレ「世界一受けたい授業!」「ヒルナンデス!」「有吉ゼミ」「スポーツジャングル」、NHK-BSプレミアム「女神☆ヴィジュアル」、TBS「駆け込みドクター」「白熱ライブ ビビット」「サタデープラス」「ゴゴスマ」、フジテレビ「バイキング」「ニッポンのぞき見太郎」、テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」「モーニングバード」、テレビ東京「なないろ日和!」「ソレダメ!」などのテレビ出演のほか、「美ST」「日経ウーマン」「日経ヘルス」「AERA」「サライ」「週刊女性」「女性セブン」「夕刊フジ」「日刊ゲンダイ」「からだにいいこと」「夢21」「わかさ」「レタスクラブ」「ホットペッパー」「ポコチェ」などの雑誌や、朝日新聞などのアンチエイジングの記事でも活躍。

フジテレビ「ネプリーグ」や、テレビ朝日「Qさま!」ではクイズの回答者としても出演。

独自の方法で-14kgのダイエットに成功したが、テレビ東京「大食い王選手権」では出場者の体調を見守る医師として出演し、“大食いなのにスリム”なフードファイター達を羨望の目で見ている。

また、肌年齢測定装置「ロボスキンアナライザー」では、シミの量が“実年齢-11歳”という診断結果が出た。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

著書『ほうれい線は消せる!』(PHP研究所)は台湾語版も出版されている。


The following two tabs change content below.
澤田 彰史

澤田 彰史

東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医、日本形成外科学会専門医、NPO法人日本サプリメント評議会評議員。 東京警察病院以外にもさまざまな医療機関にて、外科手術・レーザー治療から寝たきり老人の訪問診療まで幅広く医療に従事。
 
関連記事

美容天気TV