花粉症による経済損失は何十億にものぼると言われています。みなさんはどのような対策されていますか?

「シンプルにマスク!」「鼻うがい」、「家に入る前に服をはたいて花粉を持ち込まないようにする」など…いろいろと対策はあります。

また、抗アレルギー薬の飲み薬や、点眼薬、点鼻薬などもあります。

 

ただ、こういった対策はあくまで「対症療法」です。つまり、症状を弱めているだけであって、花粉症そのものを治しているわけではありません。

現在“減感作療法”というアレルギーを体質から改善する薬がやっと出てきましたが、治療期間が非常に長いなどネックがあります。

「花粉症を治す」のは難しいのです。

しかし、アレルギー体質の人には“あるもの”が足りていないことが原因となっていることがあります。

 

一つが『善玉菌』です。

腸の善玉菌が減ると、アレルギーが出やすくなります。善玉菌が減る原因は、ズバリ“食物センイ”不足です。

善玉菌は食物センイをエサにしていますので、エサが減れば善玉菌も減ります。

食生活の欧米化に伴い、日本人の食物センイ摂取量はここ数十年で2/3に減りました。食物センイとは、大根・ごぼう・長芋・こんにゃくイモなどの根野菜や、りんご・みかんなどの果物、納豆・とろろ・オクラなどのネバネバ、わかめ・ひじきなどの海藻類に多く含まれますので、これらの食材をより多く摂取するよう心がけましょう。

手っ取り早く、ビオフェルミンなどの菌製剤を飲むのももちろん◎です。

 

そしてもう一つが『ビタミンC』です。

美肌に良いとされるビタミンCがアレルギーを抑える働きもあるとはちょっと意外ですね。

どちらも特効薬というわけではありませんが、「花粉症の症状がひどくて困っている。」という人は、食物センイの豊富なおかずを毎日食べるようにしたり、ビタミンCのサプリを飲んでみると良いでしょう。

「花粉症だから仕方がない…。」とあきらめるのではなく「もしかしたら食生活のバランスが悪い証拠かも?」と考えて、食生活を振り返ってみる機会にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

【澤田彰史 プロフィール】

東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医・日本形成外科学会専門医、 NPO法人日本サプリメント評議会評議員。

医師の業務を傍ら、NHK「ひるまえほっと」、NHK-BSプレミアム「女神☆ヴィジュアル」、日テレ「世界一受けたい授業!」「ヒルナンデス!」「有吉ゼミ」「スポーツジャングル」、TBS「駆け込みドクター」「白熱ライブ ビビット」「サタデープラス」「ゴゴスマ」、フジテレビ「バイキング」「ニッポンのぞき見太郎」、テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」「モーニングバード」、テレビ東京「なないろ日和!」「ソレダメ!」などのテレビ出演のほか、「美ST」「日経ウーマン」「日経ヘルス」「AERA」「サライ」「週刊女性」「女性セブン」「夕刊フジ」「日刊ゲンダイ」「からだにいいこと」「夢21」「わかさ」「レタスクラブ」「ホットペッパー」「ポコチェ」などの雑誌や、朝日新聞などのアンチエイジングの記事でも活躍。

フジテレビ「ネプリーグ」や、テレビ朝日「Qさま!」ではクイズの回答者としても出演。

独自の方法で-14kgのダイエットに成功したが、テレビ東京「大食い王選手権」では出場者の体調を見守る医師として出演し、“大食いなのにスリム”なフードファイター達を羨望の目で見ている。

また、肌年齢測定装置「ロボスキンアナライザー」では、シミの量が“実年齢-11歳”という診断結果が出た。

 

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著書『ほうれい線は消せる!』(PHP研究所)は台湾語版も出版されている。


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澤田 彰史

澤田 彰史

著書『ほうれい線は消せる!』(PHP研究所)https://www.php.co.jp/books/ detail.php?isbn=978-4-569- 81899-3
東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医、 日本形成外科学会専門医、 NPO法人日本サプリメント評議会評議員。 東京警察病院以外にもさまざまな医療機関にて、 美容から寝たきり老人の訪問診療まで幅広く医療に従事。NTV『 世界一受けたい授業』等、テレビ出演多数。
 
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