カイロプラクター佐々木慎悟です(毎月第2、第4月曜日更新)

 

一般的にギックリ腰と言えば、何か持ち上げたり、くしゃみをした時などふとした動作がきっかけとなって突然起こる激しい痛みを伴う急性腰痛のことを指しますが、実はギックリ腰慢性の疾患だということはご存知でしょうか?

 

急性腰痛なのに慢性ってどうゆうこと!?

 

それを説明するために、まずはギックリ腰が起こるメカニズムからお話したいと思います。

 

 

発症や症状は急性、しかし水面下でじわじわと進行していくぎっくり腰

 

私達の体を支える大黒柱としての役割をしているのは脊柱(背骨)ですが、その脊柱はいくつもの筋肉によって支えられています。

特に脊柱の周りに付着している深部の筋肉脊柱の安定を保つために非常に重要な役割を果たしています。

 

アメリカではギックリ腰のことは『Lumbar Instability不安定な腰椎)』などとも呼ばれ、大黒柱である脊柱(特に腰椎)が不安定な状態になった時に起こります。

コップに少しずつ水を注いでいき表面張力でギリギリこぼれないでいる状態、それがまさに不安定な脊柱の状態です。

そしてちょっとした衝撃で水がこぼれてしまった時にギックリ腰としての症状が現れます。

 

脊柱を支える筋肉疲労が溜まっていくと、次第に脊柱を支える力が弱くなっていきます。

脊柱の中には大事な神経が詰まっていますので、限界まで弱まって不安定になってしまった脊柱に些細な刺激が加わると、脊椎を傷つけないための防御反応として脳はとっさに周りの筋肉を硬直させます。

ギックリ腰になってしまったときに腰周りの筋肉がガチガチに緊張してしまうのはそのためです。

激しい痛みもそれ以上無理に動かしてしまっては危険だということを教えるための警報の役割をしています。

Low Back Pain

どうしてギックリ腰は癖になるの?

 

症状はあくまで急性のものですが、慢性的疲労や腰へのストレスといったものが原因となってギックリ腰を引き起こします。

 

少し体を休めれば急性症状は治まりますが、弱りきってしまった筋肉が簡単に元気を取り戻すわけではありません。

 

何も改善策を講じずに同じ生活を繰り返していれば、溢れた分のコップの水が再び溜まっていき、限界まで達した時にギックリ腰再発します。

 

それがギックリ腰になってしまう大きな理由です。

 

次回はギックリ腰になってしまったらどうしたら良いのか、そしてギックリ腰予防策についてお話したいと思います。

 
ギックリ腰はどうして癖になるの?(2) ~ギックリ腰になってしまったらどうすれば良いの?~

ギックリ腰はどうして癖になるの?(3) 〜ギックリ腰の予防法〜

 
過去のカイロプラクティックに関するコラム

 

佐々木慎悟,DC(Doctor of Chiropractic)

10代で渡米し、アメリカカイロプラクタードクターライセンスを取得。ロサンゼルスでの臨床経験っを経て帰国し、日本でトップアスリートプロのアーティストなどのケアも手がける。

日本における筋膜リリース最先端施術としても注目されているグラストンテクニック講師を務める。

東京横浜にて施術を行っています。

ご質問や施術に関するお問い合わせはこちらからお願い致します。


The following two tabs change content below.
佐々木 慎悟

佐々木 慎悟

ご質問や施術に関するお問い合わせhttp://form1.fc2.com/form/?id=759486
DC(Doctor of Chiropractic)/ 10代で渡米し、アメリカでカイロプラクターのドクターライセンスを取得。ロサンゼルスでの臨床経験っを経て帰国し、日本でトップアスリートやプロのアーティストなどのケアも手がける。 日本における筋膜リリースの最先端施術としても注目されているグラストンテクニックの講師を務める。  東京と横浜にて施術を行っています。
 
関連記事

美容天気TV