ビールなどで「プリン体カット」とか「プリン体オフ」などというものがときどきありますね。

「痛風」という、足の関節がとても痛くなる病気があります。

その元になる物質が「尿酸」で、「尿酸」の元になるのが「プリン体」なのです。

 

痛風は、ビールをよく飲む男性がなりやすい病気といわれていますが、ビールをやめれば痛風は治るのでしょうか?

ビールの他に、プリン体が入っている食べ物や飲み物はないのでしょうか?

…そもそも、「プリン体」とはなんでしょうか?

 

ちなみに、甘いお菓子の“プリン”は全く関係ありません。

「プリン体」とは、細胞の核酸、つまりDNAをつくっている物質です。

動物でも植物でも、DNAのない生物なんていませんね。

だから、野菜にもお肉にも魚にもプリン体は入っているのです。

ビールだけではなく、お米や胚芽米などの穀類、野菜にだって入っています。

特に多いのは、カツオやマグロ、タラコ、明太子、白子、カミニソ、ウニ、エビ、ズワイガニ、牡蠣、生ハム、サラミなどです。

グルメの方が好まれる高級食材が多いですね。

痛風が別名「ぜいたく病」と呼ばれるゆえんです。

 

そして、細胞分裂をたくさんしている物質もプリン体が多くなります。

だから、レバーやあん肝などの“肝臓”にも多いのです。

ビールに限らず、どんな食材にも多かれ少なかれ、含まれている物質が「プリン体」というわけです。

だから、大食漢の人は痛風になりやすいのです。

ビールだけをやめても、他のものをたくさん食べていては痛痛は良くなりませんので、注意しましょう。

 

ちなみに、

①発泡酒のプリン体はビールの1/2です。

②焼酎・ワイン・ウィスキーのプリン体はビールの1/10以下です。

③鶏卵や牛乳にはプリン体は含まれていません

 

お酒が好きで痛風で大食漢の人は、この3つの事実を覚えておくと良いかも知れませんね。

痛風はアンチエイジングの敵です!

 

 

澤田彰史 医師

【著者プロフィール】

東京警察病院医師。 NPO法人日本サプリメント評議会評議員、日本抗加齢医学会認定専門医。 警察病院以外の医療機関でも、外科手術から寝たきり老人の訪問診療まで、幅広く医療に従事している。

日本テレビ「世界一受けたい授業!」のスキンケアの講師や、「美STORY」「日経ウーマン」「夕刊フジ」のアンチエイジングの記事も担当。 医療のかたわら、アンチエイジングアイテム専門会社ARGONの開発顧問医も務める。

同社は「ネット直販で、かしこくムダなくアンチエイジング」をモットーに、ドクターズコスメのプライベートブランド版やドクターズサプリの企画開発、およびネット直販を専門としている。

【ARGONのPC用ホームページ】 http://www.argon.jp

 


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澤田 彰史

澤田 彰史

著書『ほうれい線は消せる!』(PHP研究所)https://www.php.co.jp/books/ detail.php?isbn=978-4-569- 81899-3
東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医、 日本形成外科学会専門医、 NPO法人日本サプリメント評議会評議員。 東京警察病院以外にもさまざまな医療機関にて、 美容から寝たきり老人の訪問診療まで幅広く医療に従事。NTV『 世界一受けたい授業』等、テレビ出演多数。
 
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