こんにちは。管理栄養士・国際薬膳師の文子です。
 

今回は「中医薬膳」についてお話したいと思います。
昨今の「薬膳ブーム」で、やっと薬膳という言葉が定着してきました。
 

【薬膳って何?】
薬膳とは、中医学(中国伝統医学)の理論にもとづいて作られたおいしい食事のことを言います。
薬くさい、苦い、ゲテモノ・・・。
そんなイメージでしょうか??
 

また、薬膳は精進料理とよく混合されやすいのですが、薬膳には「食べてはいけないもの」がありません。
お肉も、お酒も、コーヒーも全部OKなんですよ。
自分の体質や季節、環境に合わせた食事をしていくことが大切だという考えです。
  

【薬膳の考え方って?】
例えば、上海では11月あたりから「上海がに」が美味しくなる季節です。
カニといえば、身体を冷やす食べ物です。上海の人たちは、カニを食べる時には身体を温めて殺菌効果のある生姜とお酢を付け、お供に選ぶお酒は身体を温める紹興酒を選びます。
 

とは言え、昔からいちいちそんな理屈を考えて組み合わせてきたとは到底思えませんね。
その場にある旬の食材を、美味しくいただけるように工夫していたことが、後々学問的に素晴らしいと言われただけです。
 

薬膳は「人による・時による・地による」という、その個人を尊重した上で作られるものですので、世界中で通用する学問なんですよ。
 

来週は「薬膳的秋の養生法」について書かせていただきたいと思います。


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大倉 文子
管理栄養士 国際薬膳師 中国茶芸師 Sunset事務所所属(栄養・薬膳・天気別栄養学執筆中) ハーブ薬膳Ayako 代表(薬膳茶開発、販売、カウンセリングなど)
大倉 文子

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