紫外線は皮膚のDNAにダメージをあたえるだけでなく、皮膚の中に有害物質である“活性酸素”も増やします。
紫外線と活性酸素の“ダブルのダメージ”で、シミ・しわ・たるみができ、老化が進行するのです。
しかし、一生紫外線を浴びないワケにもいきませんし、日焼け止めを塗っていても、100%紫外線をカットできるわけではありません。
…ではどうすれば良いのでしょうか?
DNAが受けたダメージが老化の原因なのですから、そのダメージを修復すれば良いのです。
DNAのダメージを修復することができる、数少ない物質が“ビタミンC”です。ビタミンCが「美肌のサプリ」と言われるのはこのためです。
しかし、ビタミンCのサプリだけではなく、皮膚に直接入れられたら良いですね。
しかし、ビタミンは皮膚から吸収されません。レモンやキュウリを顔に貼り付けても、全く効果がないのです。
…では皮膚にビタミンを直接入れることはできないのでしょうか?
できます。
ビタミンを化学的に変化させ、皮膚に浸透するようにした物質が「ビタミン誘導体」です。
「ビタミン誘導体」を顔に塗ると、肌に浸透していき、肌の中でビタミンに変身し、紫外線のダメージを修復してくれます。また、活性酸素もやっつけてくれます。
紫外線を浴びないことが第一ですが、毎日「ビタミン誘導体」入りの化粧水やクリームを塗っている人と、そうでない人では老化スピードは明らかにちがってきます。
おすすめのビタミン誘導体は、『アスコルビン酸リン酸エステル(NaまたはMg)』や『イソパルミチン酸アスコルビル(VCIP)』『フラーレン』『APPS』などです。
いずれもクリニック仕様のドクターズコスメにしか含まれておらず高価なのが難点ですが、効果も抜群です。
逆に、ビタミン誘導体の一種でありながら “アスコルビン酸グルコシド”は非常に安価なため、市販の激安化粧品に含まれています。
しかし、残念ながら肌でビタミンに変化せず、効果がないことがわかっています。
“ビタミン誘導体配合!”とうたわれている化粧水やクリームでも、アスコルビン酸グルコシドでは効果がないのでラベルを注意してよく見ましょう。
僕が顧問をしているARGON社の『Pro-VCローション』と『Pro-ACEクリーム』には、高級ドクターズコスメと同様の『ビタミン誘導体』も入っていて、通常の1/2~1/3程度の価格になっています。
「肌のアンチエイジングはしたいけど、あまりお金はかけられない…。」という方におすすめです。
僕自身もすでに6年以上これでアンチエイジングを続けています。
(※ARGON社のHP:http://www.argon.jpからネット直販価格にてご購入できます。)
澤田彰史 医師
【著者プロフィール】 東京警察病院医師。 NPO法人日本サプリメント評議会評議員、日本抗加齢医学会認定専門医。 警察病院以外の医療機関でも、外科手術から寝たきり老人の訪問診療まで、幅広く医療に従事している。 日本テレビ「世界一受けたい授業!」のスキンケアの講師や、「美STORY」「日経ウーマン」「夕刊フジ」のアンチエイジングの記事も担当。
医療のかたわら、アンチエイジングアイテム専門会社ARGONの開発顧問医も務める。
同社は「ネット直販で、かしこくムダなくアンチエイジング」をモットーに、ドクターズコスメのプライベートブランド版やドクターズサプリの企画開発、およびネット直販を専門としている。
【ARGONのPC用ホームページ】 http://www.argon.jp